歪みを整えるより重要なこと

体の歪みを整えると言うことに意識が向いて矯正をすることが一番に頭に思い浮かぶこともあると思います。ですが、矯正する前に知っておく必要なことがあります。

私たちの生活習慣は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、運動不足、ストレスなど、体に大きな負担を与えることが多く、これらが積み重なることで体の歪みが生じます。歪みが長期間放置されると、肩こりや腰痛、頭痛などその他、様々な不調につながることがあります。そこで重要なのが、体の歪みを定期的に整えることですが、その前にいくつか準備をすることで、より効果的かつ安全に体を整えることができます。

今回は、体の歪みを整える前にやっておくと良いことについて、解説します。

 1. 体を温めることの重要性

まず、体の歪みを整える前に行うべき最初のステップは「体を温める」ことです。なぜ体を温めることが重要なのかというと、温まることで筋肉が柔らかくなり、血行が良くなるからです。体が冷えている状態では、筋肉や関節が硬くなりやすく、その状態で無理に歪みを整えようとすると、逆に筋肉や関節に負担をかけてしまい、痛みを引き起こすリスクがあります。

体は骨だけで歪みが生じているのではなく、内臓、内臓を支えている筋肉、筋肉を覆う筋膜、リンパ、皮膚など様々な役割を持った集合体で成り立っています。体が冷えた状態で体の歪みを整えることの難しさはなんとなくイメージできるのではないでしょうか

例えば、冬場に運動をする際、準備運動をせずにいきなり走り出すと足を痛めてしまうことがあるように、体を冷やしたままの状態で強い刺激を与えると、体が反応しきれずに故障を招くことがあるのです。これは、体の歪みを整える際も同様で、体が硬直している状態では正しい位置に戻すのが難しいだけでなく、逆に体を痛めてしまう原因となります。

体を温めるための方法としては、まずお風呂に入ることが効果的です。特に今の時期は40度くらいのお湯にゆっくりと浸かることで、全身の筋肉がリラックスし、血行が促進されます。血液の循環が良くなることで、体の老廃物が排出されやすくなり、筋肉や関節が柔軟な状態に戻ります。また、ホットパックや温かいタオルを使って、局所的に温める方法もあります。首や肩、腰など、特に疲れやすい部分を温めることで、局部の筋肉がほぐれやすくなります。

冷えには特に「首」がつく場所は温めた方が良いと言われています。「首」「手首」「足首」ですね。

忙しさのあまり、シャワーで済ますことが多い方はほとんど冷えています。(施術をしてきた経験上、割合がとても高く8割以上です)

さらに、冬場だけでなく、日常的に体を冷やさない工夫をすることも重要です。冷えは体全体に影響を及ぼし、体調不良や不快感の原因にもなります。冷え性の方や血行不良を感じている方は、日常生活で温かい飲み物を飲んだり、腹巻きやレッグウォーマーなどで体を温める工夫をすると良いでしょう。これらの習慣を取り入れることで、体の温まりやすさが改善し、自然と体が整いやすくなります。

2. 緩めることの大切さ

次に、体を緩めることが重要です。体が硬直したままでは、いくら歪みを矯正しようとしても効果が半減してしまいます。体がリラックスしている状態であれば、筋肉や関節が自然に動きやすくなり、歪みの矯正がスムーズに進みます。

自宅で簡単に体を緩める方法として最も手軽で効果的なのがストレッチです。ストレッチは、筋肉を無理なく伸ばし、柔軟性を高めることで、体全体の動きをスムーズにします。特に、肩回りや腰、足のストレッチを重点的に行うと、体全体がリラックスしやすくなります。ストレッチは、起床時や就寝前、あるいは入浴後に取り入れることで、体が緩みやすくなり、歪みを整える準備が整います。

また、ヨガや軽い運動も、体を緩めるための効果的な手段です。特にヨガは、体の柔軟性を高めるだけでなく、呼吸法を通じて心身のリラックスを促すため、体全体のバランスを整えるのに適しています。定期的にヨガを取り入れることで、日常的に体が硬くなるのを防ぎ、歪みを感じにくくなるでしょう。
何事も同じですが、良いと言われても体に無理な負担をかけることはNGなので最初は軽いストレッチなどがおすすめです

さらに、リンパマッサージも体を緩めるために効果的です。リンパの流れが滞ると、体内に老廃物が溜まりやすくなり、むくみや疲れが生じます。リンパを促進することで体全体が軽く感じられ、歪みを整える準備が整いやすくなります。自宅で簡単にできるリンパマッサージとしては、足の裏やふくらはぎ、首の後ろを軽くマッサージするのがおすすめです。

 3. ガチガチの体での矯正は危険

体がガチガチに硬くなっている状態で無理に歪みを整えることは、筋肉や内臓を痛める危険性があります。筋肉が硬直していると、矯正の際に筋肉が引っ張られたり、無理な力が加わったりして、筋肉を痛めてしまうことがあります。特に、筋肉の硬さは内臓にも影響を与えることがあり、胃腸の働きが低下したり、消化不良を引き起こすこともあります。

体がガチガチの状態では、無理に体を整えようとしても効果が出にくく、逆に痛みや不調を招く原因となります。例えば、デスクワークで一日中座りっぱなしの状態で、いきなり強い矯正を行うと、腰や肩、首に過剰な負担がかかり、筋肉や関節に痛みを生じることがあります。

そのため、体を整える際には、まずはしっかりと体を温め、緩めることが必要です。体がリラックスした状態で矯正を行うと、筋肉や関節が自然に動きやすくなり、より効果的な矯正が行えます。また、リラックスした状態であれば、内臓の働きも向上し、体全体がバランスを取り戻しやすくなります。

 4. 呼吸を整えて内臓をリラックス

体を緩める際にもう一つ重要な要素として「呼吸」が挙げられます。呼吸は自律神経に大きな影響を与え、深い呼吸を行うことで、内臓や筋肉がリラックスしやすくなります。特に、現代人はストレスや忙しさから呼吸が浅くなる傾向がありますが、これが体の緊張を引き起こす原因となります。

深呼吸を意識的に行うことで、自律神経が整い、体が自然とリラックスするようになります。深い呼吸は、腹式呼吸を取り入れるとより効果的です。腹式呼吸は、横隔膜を大きく使って行う呼吸法で、内臓が軽くマッサージされるような効果があります。これによって、内臓がリラックスし、血行が良くなり、体全体の調子が整いやすくなります。

深呼吸を行う際は、静かな場所でゆっくりと行い、鼻からゆっくりと息を吸い、口からゆっくりと
息を吐き出すことを意識してください。このリズムを繰り返すことで、心身のリラックスを促し、体の歪みが整いやすくなります。

ただ、呼吸も体が緩んでいない状態ですと十分な呼吸はできませんのでしっかり体を温め、緩めることを第一優先にしてください。

まとめ

体の歪みを整える前には、まず「温めて緩める」ことが大切です。体が冷えたり、硬直した状態では、筋肉や関節に負担がかかり、矯正の効果を十分に引き出すことができません。温めて緩めた状態であれば、体が自然にリラックスし、歪みの矯正がスムーズに進むのです。また、深い呼吸を取り入れることで、内臓もリラックスし、全身のバランスが整いやすくなります。

体のケアは日常的に行うことが重要です。体を温め、緩める習慣をつけることで、歪みが生じにくくなり、心身ともに健康な状態を維持ができます。

当サロンでは温めて緩めて調整を行う施術を取り入れています。
温まるだけでもある程度、自然に戻ることもありますが、長年の歪みはもとに戻りやすくなります。
ですからしっかりとトリートメント、調整をすることで身体と脳に元の位置を記憶させていきます。
そうすることで健康な身体を手に入れることができます。

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