眠りの質を高める体質改善のヒント〜今日からできる実践法〜

こんにちは。

今週は、不眠をテーマに 心と体の関係についてお伝えしてきました。

最終日の今日は、 「眠りの質を高めるために今日からできること」 を具体的にお伝えしていきます。

難しいことは一つもありません。 大切なのは、小さなことを続けていくこと。

あなたに合った方法を見つけて、 ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。

質の良い睡眠は「朝」から始まる

実は、夜の睡眠の質を決めるのは、 「朝の過ごし方」なのです。

1. 起きたら太陽の光を浴びる

朝起きたら、まずカーテンを開けて 太陽の光を浴びましょう。

太陽の光は、体内時計をリセットし、 「セロトニン」という神経伝達物質の 分泌を促します。

このセロトニンが、 夜になると「メラトニン(睡眠ホルモン)」に 変わるのです。

つまり、朝に太陽の光を浴びることが、 夜のメラトニン分泌を促し、 自然な眠気につながるのです。

曇りの日でも効果はあります。 朝起きたら、まず光を浴びる習慣を。

2. 朝食を食べる

朝食を食べることも、 体内時計を整えるために重要です。

食事をすることで、 体は「今から一日が始まる」と認識します。

特に、タンパク質を摂ることで、 セロトニンの材料となる 「トリプトファン」を補給できます。

バナナ、卵、納豆、豆腐、乳製品など、 手軽に取り入れられるものでOKです。

3. 朝に軽く体を動かす

軽いストレッチや散歩など、 朝に体を動かすこともおすすめです。

体を動かすことで、 交感神経が適度に刺激され、 一日のメリハリがつきます。

このメリハリが、 夜のリラックスモードへの切り替えを スムーズにしてくれるのです。

日中の過ごし方で睡眠が変わる

1. 昼寝は15〜20分まで

昼間に強い眠気を感じた時は、 15〜20分の短い仮眠がおすすめです。

ただし、30分以上眠ってしまうと、 深い睡眠に入ってしまい、 夜の睡眠に影響が出ます。

また、15時以降の昼寝は避けましょう。

2. 日中に体を動かす

適度な運動は、 睡眠の質を高める最も効果的な方法の一つです。

激しい運動でなくても大丈夫。 ウォーキングや軽いストレッチ、 家事で体を動かすことでも十分です。

ただし、就寝直前の激しい運動は 交感神経を刺激してしまうので避けましょう。

3. カフェインは15時まで

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、 覚醒作用があります。

カフェインの効果は4〜6時間続くため、 夕方以降のカフェイン摂取は控えましょう。

夜の過ごし方〜リラックスモードへの切り替え〜

1. 夕食は就寝3時間前までに

消化活動は睡眠の質を下げます。

理想は、就寝の3時間前までに 夕食を済ませること。

どうしても遅くなる場合は、 消化の良いものを少量にしましょう。

2. 入浴で体温をコントロール

入浴は、睡眠の質を高める とても効果的な方法です。

ポイントは「温度」と「タイミング」。

理想的な入浴法:

  • 40~43度のお湯
  • 10〜15分ゆっくり浸かる(熱すぎると感じる方、シャワーで済ませている方は最初は5分からはじめましょう)
  • 就寝の1時間前に入る

お湯にゆっくり浸かることで、 副交感神経が優位になり、 体がリラックスモードに入ります。

また、お風呂で上がった深部体温が 徐々に下がっていく時に、 自然な眠気が訪れます。

※ぬるいお湯は湯冷めします。そして濡れた髪をすぐにしっかり乾かす。

3. 寝る前のスマホ・PCは控える

スマホやPCから出る「ブルーライト」は、 メラトニンの分泌を抑制してしまいます。

理想は、就寝の1〜2時間前からは 画面を見ないこと。

難しい場合は、 ブルーライトカット機能を使ったり、 画面の明るさを下げたりしましょう。

4. 部屋の照明を落とす

夜になったら、部屋の照明を 少し暗めにしましょう。

明るい光は、脳を覚醒させてしまいます。

オレンジ色の暖色系の照明や、 間接照明がおすすめです。

呼吸で自律神経を整える

呼吸は、自律神経を整える 最もシンプルで効果的な方法です。

4-7-8呼吸法

寝る前におすすめの呼吸法をご紹介します。

  1. 4秒かけて鼻から息を吸う
  2. 7秒間息を止める
  3. 8秒かけて口から息を吐く

これを3〜4回繰り返します。

ゆっくりと深い呼吸をすることで、 副交感神経が優位になり、 体が自然とリラックスモードに入ります。

「眠らなきゃ」と焦らず、 ただ呼吸に意識を向けることが大切です。

体を緩めるストレッチ

寝る前に、体の緊張を緩めてあげましょう。

1. 首・肩のストレッチ

  • 首をゆっくり左右に倒す
  • 肩を大きく回す
  • 肩甲骨を寄せたり開いたりする

デスクワークで凝り固まった 首や肩を緩めてあげましょう。

2. 股関節のストレッチ

  • あぐらをかいて前屈
  • 仰向けで膝を抱える
  • 寝たまま腰をひねる

股関節を緩めることで、 下半身の血流が良くなり、 冷えの改善にもつながります。

3. 全身の力を抜く

仰向けに寝て、 体の力を全部抜きましょう。

「足の力を抜いて〜」 「お腹の力を抜いて〜」 「肩の力を抜いて〜」

と、部位ごとに意識を向けながら 脱力していきます。

寝室の環境を整える

1. 温度と湿度

理想的な寝室環境は、

  • 室温:16〜19度
  • 湿度:50〜60%

暑すぎても寒すぎても、 睡眠の質は低下します。

2. 音と光

できるだけ静かで暗い環境が理想です。

遮光カーテンではなく、夜は光が入らず、朝は光が入る薄手のカーテンが理想です。 耳栓を使うなど、 自分に合った工夫をしましょう。

3. 寝具の見直し

枕の高さ、布団の重さなども、 睡眠の質に影響します。

体に合った寝具を選びましょう。

「続ける」ことが体質改善の鍵

ここまで、たくさんの方法をお伝えしてきました。

でも、すべてを一度に始める必要はありません。

大切なのは、 「自分にできそうなこと」を 「続けていくこと」です。

体質改善は、一日では起こりません。

小さな変化の積み重ねが、 やがて大きな変化となって現れます。

短期的アプローチvs長期的アプローチ

不眠の改善には、 2つのアプローチがあります。

短期的アプローチ

  • 今日からできる生活習慣の改善
  • 呼吸法やストレッチなどのセルフケア

これらは、比較的早く効果を感じられます。

長期的アプローチ

  • 体質そのものを変えていく
  • 自律神経のバランスを根本から整える
  • 心と体の緊張を解いていく

こちらは時間がかかりますが、 より深い部分からの改善が期待できます。

理想は、両方を組み合わせること。

今日からできることを始めながら、 長期的な視点で体質改善に取り組んでいく。

これが、本当の意味での 「ぐっすり眠れる体」を作る道です。

一人で頑張らなくていい

ここまで読んでくださって、 「やってみよう!」と思えたでしょうか?

それとも、 「自分一人ではできるかな…」 と不安に感じたでしょうか?

体質改善は、一人で頑張る必要はありません。

当サロンでは、 お一人お一人の体の状態に合わせた アプローチをご提案しています。

・体の緊張を緩める施術 ・自律神経を整えるケア ・冷えや凝りの改善 ・心と体のバランスを取り戻すサポート

リラクゼーションとして癒されたい方も、 本格的に体質改善をしたい方も、 それぞれのペースで、 それぞれの目標に向かって サポートさせていただいています。

「眠れない」というお悩み、 一緒に改善していきませんか?

最後に

今週は、不眠をテーマに 心と体の関係についてお伝えしてきました。

不眠は、単なる睡眠の問題ではなく、 心と体からの大切なメッセージです。

そのメッセージに耳を傾け、 優しくケアしてあげること。

それが、本当の意味での 健康への道なのだと思います。

「ぐっすり眠れる」ということは、 ただの贅沢ではありません。

心と体が健康である証拠であり、 明日への活力の源です。

あなたが、毎晩安心して眠りにつけますように。 そして、朝スッキリと目覚められますように。

そんな願いを込めて、 今週の配信を締めくくります🌙

今週もお読みいただき、 本当にありがとうございました✨

また来週も、 心と体を大切にする情報を お届けしていきますね。

どうぞ良い週末をお過ごしください🌿

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