体の不調が教えてくれる眠れないワケ〜体のサインから不眠を読み解く〜

こんにちは。

これまで、不眠のタイプや心との関係についてお伝えしてきました。

今日は、「体の不調」と不眠の関係について深掘りしていきます。

「なんとなく体がだるい」 「肩こりがひどい」 「手足が冷たい」 「お腹の調子が悪い」

こうした体の不調、実は不眠と深く関係しているのです。

体が発しているサインに気づくことで、 不眠の本当の原因が見えてきます。

体は正直に教えてくれている

私たちの体は、とても正直です。

どこかに不調があれば、 必ず何らかのサインを出してくれます。

痛み、だるさ、冷え、凝り。

これらは単なる「症状」ではなく、 「ここに問題があるよ」という体からのメッセージなのです。

そして、これらの体の不調は、 睡眠の質にも大きく影響を与えています。

冷えと不眠の関係

なぜ冷えると眠れないのか?

「手足が冷たくて眠れない」 「布団に入っても体が温まらない」

そんな経験はありませんか?

実は、私たちの体温と睡眠には、 深い関係があります。

人は、体温が下がる時に眠気を感じます。

正確に言うと、 「深部体温(体の中心の温度)が下がる時」に 自然な眠気が訪れるのです。

しかし体が冷えている人は、 そもそも深部体温が十分に上がっていません。

上がっていないということは、 下がることもできない。

つまり、自然な眠気が訪れにくいのです。

冷えが引き起こす悪循環

また、手足が冷たいということは、 血流が悪くなっているサイン。

血流が悪いと、 体の隅々まで栄養や酸素が行き渡らず、 老廃物も溜まりやすくなります。

これが疲労感やだるさを引き起こし、 さらに睡眠の質を下げてしまうのです。

特に女性は、筋肉量が少なく冷えやすい傾向があります。

冷えは万病の元と言われますが、 不眠の元でもあるのです。

肩こり・首の緊張と不眠

筋肉の緊張が睡眠を妨げる

「肩がバリバリに凝っている」 「首が回らないくらい硬い」

デスクワークやスマホの使いすぎで、 こうした症状を抱えている方は多いのではないでしょうか。

実は、肩や首の緊張は、 不眠の大きな原因の一つです。

なぜなら、筋肉が緊張していると、 交感神経が優位になってしまうから。

体が「まだ戦闘モード」だと判断し、 リラックスモードに切り替わらないのです。

呼吸の浅さも問題

さらに、肩や首が凝っていると、 呼吸が浅くなります。

肩が上がり、胸が縮こまり、 深い呼吸ができなくなるのです。

深い呼吸ができないということは、 副交感神経が働きにくいということ。

結果として、リラックスできず、 眠りの質が低下してしまいます。

頭への血流も滞る

また、首や肩の筋肉が硬くなると、 頭への血流も滞ります。

脳に十分な血液が届かないと、 脳の疲労が取れず、 睡眠の質も低下します。

肩こりや首の緊張を放置することは、 不眠を放置することと同じなのです。

胃腸の不調と不眠

消化に体が忙しい

「夜遅くに食事をした日は眠りが浅い」

そんな経験はありませんか?

これは、消化活動に体が忙しくなっているから。

本来、睡眠中は体を休め、 細胞を修復する時間です。

しかし消化活動が続いていると、 体は「休息」ではなく「消化」に エネルギーを使わなければなりません。

これでは、質の良い睡眠は得られないのです。

腸と自律神経の関係

また、腸は「第二の脳」とも呼ばれ、 自律神経と深く関係しています。

腸内環境が乱れていると、 自律神経も乱れやすくなります。

便秘や下痢、お腹の張りなど、 腸の不調がある方は、 不眠になりやすい傾向があるのです。

ストレスは胃腸にも影響する

さらに、ストレスは胃腸に直接影響を与えます。

「胃がキリキリする」 「お腹が痛くなる」

これは、ストレスによって 交感神経が優位になり、 消化機能が低下しているサイン。

胃腸の不調と不眠は、 実は同じ原因から来ていることも多いのです。

ホルモンバランスと不眠(特に女性)

生理周期と睡眠

女性の場合、 生理周期によって眠りの質が変わることがあります。

生理前は「プロゲステロン」という ホルモンが多く分泌されます。

このホルモンには、 体温を上げる働きがあるため、 深部体温が下がりにくくなり、 眠りが浅くなることがあります。

また、生理痛や不快感も、 睡眠を妨げる要因になります。

更年期と不眠

40代後半から50代にかけて、 女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少します。

これが更年期です。

更年期になると、 ホットフラッシュ(ほてり)、発汗、動悸など 様々な症状が現れますが、 その中でも「不眠」は非常に多い症状です。

ホルモンバランスの乱れは、 自律神経の乱れにもつながり、 睡眠の質を大きく低下させます。

ホルモンと心の関係

また、女性ホルモンは 「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの 分泌にも関わっています。

ホルモンバランスが乱れると、 気分が落ち込みやすくなったり、 イライラしやすくなったりします。

これが、さらに不眠を悪化させる 悪循環を生んでしまうのです。

体のサインを見逃さないで

ここまでお読みいただいて、 いかがでしたでしょうか?

「そういえば、私も…」 と思い当たることはありましたか?

体の不調と不眠は、 別々の問題のように見えて、 実は深くつながっています。

冷え、凝り、胃腸の不調、ホルモンバランスの乱れ。

これらは、体があなたに 「今、こういう状態だよ」 と教えてくれているサインです。

体を整えることが睡眠を整えること

不眠を改善するために、 睡眠薬だけに頼るのは根本的な解決にはなりません。

大切なのは、 「なぜ眠れないのか?」 「体のどこに問題があるのか?」 を知ること。

そして、その根本原因にアプローチすること。

冷えがあるなら、血流を良くする。 凝りがあるなら、筋肉を緩める。 胃腸の不調があるなら、食生活を見直す。 ホルモンバランスが乱れているなら、生活リズムを整える。

体を整えることが、 睡眠を整えることにつながるのです。

あなたの体、どんなサインを出していますか?

今一度、ご自身の体に意識を向けてみてください。

・手足は冷たくないですか? ・肩や首は凝っていませんか? ・お腹の調子はどうですか? ・生理の前後で睡眠は変わりますか?

こうした小さなサインに気づくことが、 不眠改善の第一歩です。

体からのメッセージを受け取ろう

体は、いつもあなたに メッセージを送っています。

「疲れているよ」 「冷えているよ」 「緊張しているよ」 「休んで欲しいよ」

これらのメッセージを無視せず、 受け取ってあげることが大切です。

そして、優しくケアしてあげること。

体を大切にすることは、 自分自身を大切にすることです。

明日は

明日はいよいよ最終日。

「眠りの質を高める体質改善のヒント」 として、今日からできる具体的な方法を お伝えします。

朝の過ごし方、呼吸の仕方、 体を緩めるコツなど、 実践的な内容をご紹介しますね🌙

どうぞお楽しみに🌿


体のサインに気づき、 優しくケアしてあげることで、 自然と質の良い睡眠が訪れます。

一緒に、ぐっすり眠れる体を 取り戻していきましょう✨

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